2018年1月16日

Q&A

アカペラー「なんかよくわからないので簡単に教えてください。」
AJAA「著作権法っていう法律によると。」
アカペラー「はい」
AJAA「CD買うのと一緒で、音楽使ってライブやるのにはお金がかかるんだって。」
アカペラー「なんとなく聞いたことあります」
AJAA「歌を歌ったら使用料金を払わないと法律違反なんだよね。」
アカペラー「えっ」
AJAA「今までの人たちって払ってなかったから。」
アカペラー「えっ」
AJAA「最近JASRACってよく聞くよね」
アカペラー「なんか悪の集団だって聞きました」
AJAA「ww」
アカペラー「それって訴えられるの?」
AJAA「訴えられないようにAJAAをつくったんだよ」
AJAA「毎回全員が申請書類書いてとかめんどくさいし」
AJAA「初めに1年分まとめて払っておけば安心じゃない?(包括契約)」

全日本アカペラ連盟って何をするんですか?
回答:
著作権利用料金の
申請と支払いを
公式な団体が包括して
支払うことによって
割引が適用されます。
この割引によって発生した
「差額」
をアカペラ演奏活動の
環境づくりの為に
使っていきましょう!
ということをやります。

全日本アカペラ連盟には誰でも入れるんですか?
回答:
全日本アカペラ連盟に
入会する場合
・一般会員(個人会員)
→誰でも入会できる

・サークル会員(団体会員)
→評議員の審査と許可が必要。

・イベンター会員
→評議員の審査と許可が必要。

そもそも著作権ってなんですか?
回答:
音楽には
「著作権法という法律」
で定められた
「著作権という権利」
があります。
たとえばAさんが作った歌を
Bさんが歌う時
Bさんは
作曲者であるAさんに
「Aさんの歌を使用してもいいですか?
 という許可を取ること」
「Aさんの作ったうたを
 使うための使用料金
 を払うこと」
が必要です。
Aさん自身が作った歌に
存在する
権利は
次の通りです。
○複製権
○上演権
○演奏権
(アカペラライブはここに含まれる)
○上映権
○公衆送信権
(WEBでの配布)
○公の伝達権
(TVやラジオなどの電波での配布)
○口述権
○展示権
○頒布権
○譲渡権
(音楽CDなどの販売)
○貸与権
(音楽CDなどのレンタル)
○翻訳権
(編曲、アカペラアレンジなどはここに含まれる)
○二次的著作物の利用権
これらの許可などの手続きをしないまま
Aさんの歌をBさんが
「勝手に歌う」 と
「著作権という権利を  侵害した」
ということになります。
これは犯罪です。
民事上での裁判で
「勝手に歌ったBさん」を
「その歌の権利を持っている
 Aさん」が
「民事訴訟を起こす」
ということになります。
具体的には下記のような
内容で訴えられます。
○侵害行為の差し止め請求
(Aさんの歌を歌うこと
 をやめさせる)
○損害賠償の請求
(Aさんの意図を無視した
 イメージダウンによる被害)
○不当利得の返還請求
(Aさんの曲で勝手に儲けた
 お金を返還させる)
○名誉回復などの措置の請求
(Aさんが受けた
 イメージダウンを回復
 させるためにかかる
 費用の請求)
これに追加して
「法律違反の罰則」
として
「著作権、著作隣接権
 出版権の侵害」
→「10年以下の懲役または
 1000万円以下の罰金」
「著作者人格権
 実演家人格権の侵害」
→5年以下の懲役または
 500万円以下の罰金」
また、
「法人が対象の場合は
 3億円以下の罰金」
となります。


そもそもJASRACってなんですか?
回答:
そもそも著作権ってなに?
の説明を読んだら
Bさんは
・歌う曲に関して
 それぞれの作曲者を
 ネットで調べて
・電話かメールで連絡して
・返事を待って
・使っていいか聞いて
・料金を教えてもらって
・振込先を教えてもらって
・料金振り込んで
っていう作業を全部の曲に
やるの?今度のライブで
10曲演奏するんだけど。。。。
めんどくさくない?
となります。

Aさんは
曲を使用されるたびに
・家の電話がガンガンなって
 うるさい
・メールが日本全国から
 毎日何百通も来る
・外国で使用したいと
 英語やフランス語で連絡がくる
・連絡が取れないから
 使用できないじゃん!
 っていう苦情が来る
えーこんなめんどくさいことを
やらないといけないの?
新しい曲を作ったり
自分の歌を歌うコンサートを
やってる暇がないんだけど。。。
となります。

ここで「JASRAC」が登場します。
日本における
ほとんどの音楽は
「JASRACが代理人として
 著作権を管理している」
のです。
その数は300万曲以上。
また、Aさんをはじめとした
日本における
作曲者のほとんどは
「自らの意志で
 JASRACに著作権の管理を
 おねがいしている」
ということになります。
Aさん、Bさんともに
上記のようなめんどくさい
ことから解放され、
・Bさんが
 JASRACに申請をして
 規定の料金を払う
・Aさんは
 年間で使用された分の
 料金がJASRACから
 振り込まれる
という仕組みを運営しているのが
JASRACです。

著作権の説明長くて読めなかったという人へ。
人の作った歌を
勝手にアカペラアレンジして
勝手に歌って
勝手に発表をすると

人の絵を
勝手にコピーして
展覧会をやるのと同じように

人の作った商品を
勝手にマネして
コピー商品を売るのと
同じように

人の物を
盗んだ時と同じように

法律で罰せられますよ。

ってことです。

AJAAを通さないJASRAC申請の例
(ブッキングライブなど)
・ライブハウスや市民会館などの限られた空間でのイベント開催において
・入場料金が発生し
・JASRACの管理楽曲のみを合計10曲以上演奏した場合
主催者がJASRACに支払う金額
{2,000円(入場料、ドリンク代含む)×150人(使用する会場の定員)×4%(定率計算)×1.08(消費税)=12,960円}

→申請の際にはすべての演奏曲の申請手続が必要。
→ライブハウスが包括契約をしていた場合にも別途申請と支払いが必要。
→ライブハウスがまとめて支払っているという例は現状1例も無い。
基本的にはイベントの主催者が支払うもので、
ライブハウスには支払いの義務はない。
(ライブハウス側主催のイベントのみ申請支払いを行なっているライブハウスは数件ある。)
→これ以外にイーライセンスへの支払いも発生する。
→JASRAC、イーライセンスに登録のない楽曲の場合、
個別に権利保有者と直接交渉をする必要がある。特に洋楽の場合は
法外な金額が請求されることがある。

AJAAを通さないJASRAC申請の例
(JAM、50Fesなどのイベント)
・不特定多数の観客が入場料金を払わずに見る(聞く)ことの出来る
空間でのイベント開催において
・JASRACの管理楽曲のみを合計10曲以上演奏した場合
主催者がJASRACに支払う金額
{4円(定額料金)×3,000人(空間内に入りきる人員の総数)×1.08(消費税)=12,960円}

→申請の際にはすべての演奏曲の申請手続が必要。
→ライブハウスが包括契約をしていた場合にも別途申請と支払いが必要。
→ライブハウスがまとめて支払っているという例は現状1例も無い。
基本的にはイベントの主催者が支払うもので、
ライブハウスには支払いの義務はない。
(ライブハウス側主催のイベントのみ申請支払いを行なっているライブハウスは数件ある。)
→これ以外にイーライセンスへの支払いも発生する。
→JASRAC、イーライセンスに登録のない楽曲の場合、
個別に権利保有者と直接交渉をする必要がある。特に洋楽の場合は
法外な金額が請求されることがある。

今度ライブハウスで主催ライブをやるんですが
著作権利用料金ってかかりますか?
回答:
かかります。
イベントを行う際の
著作権の利用料金は
「イベントを主催している人」
が支払うことになっています。
つまり主催ライブをやるということは
あなたが申請して支払う
必要があります。
その場合はAJAAで
「イベンター会員の申請」
をしてください。
AJAAで包括して申請と支払を
代行します。

著作権利用料金ってライブハウスが払ってくれているんですよね?
回答:
払ってくれていません。
ほとんどのライブハウスでは
申請と支払自体を行っていない
場合が多いです。
また、ライブハウスには
自分たちで主催したライブの料金
を払う義務はありますが
ライブハウスの外の人間が
主催したイベントに関して
申請と支払の義務はありません。

それぞれ皆さんで
ライブに出演する際
イベントを企画する際に
ライブハウスに
著作権の利用申請と支払は
ライブハウス側で行いますか?
主催者側で行いますか?
と、問い合わせてみてください。

注)ライブハウスが自主的に
しっかりと申請、支払を行っている
優良なところもあります。